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タイムカードアプリ+α:打刻忘れの修正から月次PDFまで、現場で使う勤怠管理ツール

店舗や小さな現場の勤怠管理は、意外と手間が残りやすいところです。

出勤・休憩・退勤を記録するだけならシンプルですが、実際には「打刻を忘れた」「休憩戻りを押し忘れた」「月末に従業員ごとの勤務時間を出したい」「紙やPDFで残したい」といった作業があとから出てきます。

このアプリは、そのあたりを現場目線でまとめたタイムカードアプリです。さらに、同じ画面からレシピ/マニュアル管理、在庫管理、音声による在庫入力にもつなげられるようにしています。

タイムカードアプリのメイン画面
目次

まずは押しやすい打刻画面

トップ画面は、現在の日付と時刻を大きく表示し、その下に4つの打刻ボタンを置いています。

  • 出勤
  • 休憩入り
  • 休憩終わり
  • 退勤

ボタンを押すと従業員を選ぶ流れなので、スタッフ側は迷わず打刻できます。同じ日に同じ種類の打刻を重複して登録しないようにしているため、二重登録も起きにくい構成です。

左上の確認ボタンからは、月ごとの打刻記録をその場で確認できます。管理画面に入らなくても、今日の打刻が入っているかをざっと見られるのがポイントです。

打刻忘れをあとから直せる

タイムカードで一番困るのは、正しく押してもらうことよりも、押し忘れた日の後処理です。

このアプリでは、管理者ページから打刻記録を直接追加・編集できます。たとえば「出勤はしていたけど押し忘れた」「休憩終わりだけ抜けている」「退勤時間を修正したい」といったケースでも、従業員、日付、種類、時刻を指定して補正できます。

管理者ページで従業員と打刻記録を管理

管理者ページでは、従業員の追加、表示順の変更、非表示化にも対応しています。退職した人や一時的に表示したくない人を隠せるので、現場の打刻画面をすっきり保てます。

打刻記録は月を選んで一覧表示でき、各行の編集ボタンから時刻を修正できます。出勤、休憩入り、休憩終わり、退勤を個別に消せるので、「一部だけ間違えた」場合にも全体を作り直す必要がありません。

月次集計とPDF出力が一発

月末に便利なのが月次集計です。

月を選ぶと、従業員ごとの合計勤務時間を一覧で表示します。勤務時間は、出勤から退勤までの時間から休憩時間を差し引いて計算します。

月次集計とPDF出力

さらに、各従業員の行にある「PDF出力」ボタンを押すだけで、その月の勤務記録をPDFとしてダウンロードできます。

PDFには、日ごとの出勤、休憩入り、休憩終わり、退勤、勤務時間に加えて、合計勤務日数と合計勤務時間も出力されます。月末に画面を見ながら手で転記するのではなく、必要な人の分だけすぐ書類化できるようにしました。

タイムカードだけで終わらない「+α」

このアプリには、タイムカード以外の現場補助機能も入れています。

レシピ/マニュアル管理では、昼食、夕食、惣菜などのカテゴリでレシピを整理できます。写真、材料、作り方、メモを登録でき、材料量は人数に合わせて換算できるようにしています。

在庫管理では、野菜、冷凍食品、調味料、その他のカテゴリで品目を管理できます。+1、-1、+10、-10 のような素早い増減に加えて、任意数量の入出庫も記録できます。入庫/出庫の履歴も残るので、あとから「いつ、何を、どれだけ動かしたか」を追いやすくしています。

音声入力にも対応しています。ブラウザの音声認識で入力した内容をテキスト化し、Gemini によって「どの在庫を、いくつ、入庫/出庫するか」を解釈して在庫操作に変換します。細かい入力が面倒な場面で、厨房や作業中でも使いやすくするための機能です。

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技術構成

実装は PHP + MySQL を中心にしています。画面は PHP テンプレートと JavaScript、通信は api/ 以下の PHP エンドポイントで分けています。

  • PHP / MySQL PDO
  • jQuery
  • Tailwind CSS
  • Font Awesome
  • TCPDF
  • Web Speech API
  • Gemini API

PDF出力には TCPDF を使っています。月次集計の画面から従業員IDと対象年月を渡し、サーバー側で勤務記録を集計してPDFを生成する流れです。

小さな現場に合わせた作り

大規模な勤怠SaaSを目指したものではなく、小規模な現場で「今すぐ困っている作業」を軽くするためのアプリです。

打刻、打刻忘れの修正、月次集計、PDF出力。そこにレシピと在庫を足して、日々の管理をひとつの入口に寄せました。

特に、月末の集計とPDF化は手作業だと地味に時間がかかります。ボタンひとつで従業員別の勤務記録を出せるようにしたことで、現場の負担をかなり減らせる形になりました。

同じように「紙やExcelで回している業務を、現場に合わせて小さくアプリ化したい」という相談があれば、必要な画面と運用に合わせて設計できます。

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